昨年に引き続き、雪のほぼないようなお正月となりましたが、成人式まで黄砂のような土埃のために洗車するというのも珍しいですね。
令和になってから何かと異変だらけですが、1月の24時間降雪量観測史上1位の記録を更新した先日。
除雪自体も大変ですが、除雪後の筋肉痛も家事を億劫にしてつらいもの。
特に腰、肩、腕は、大きな痛みがあらわれやすいですが、寝る前にちょっとケアするだけで、翌日からの痛みが全く違います。
- お湯と水に交互に浸かる温冷交代浴
- 筋膜ローラーを使ったストレッチ
「温冷交代浴」は、温かいお風呂と水風呂に交互につかるというもの。
温度差による自律神経の刺激で血流を促進し、疲労物質を早く除去できるといわれています。
普段シャワーだけで済ませているなら、温かいお風呂につかるだけでも違いますが、温冷交代浴を取り入れるとより効果的。
家庭の浴室では水風呂は難しいですが、水道水も冷たい北海道では水シャワーでも十分。
特に疲労が残りやすい腕や腰だけに当てて、局所的に血流を促進することも可能なので、むしろ水風呂が苦手な人や心臓が弱い人にもおすすめです。
そして入浴後は、さらに筋膜ローラーでストレッチ。
腕からわきの下にかけてコロコロすれば、翌日の腕の上がりが数段違います。
といっても、除雪直後はコロコロすることも難しいほど痛みを伴うので、無理はせずに痛みが弱まるまで、ただローラーの上に乗っているだけでも十分。
ふくらはぎ、ももの前側、裏側、腰などもケアしておくと、全身の筋肉痛がいつもより軽く済むはずです。
大切なのは、縮んでかたくなってしまった筋肉を、温めたり、ほぐしたり、伸ばしたりして、血流のよい状態にして眠りにつくこと。
疲労物質は血流にのって除去されるため、寝る前にちょっとひと手間加えることで、眠っている間の回復力を数段上げることができます。
その日の疲れ、その日のうちに。
年齢と共に回復しづらくなる体。
当日は疲れ過ぎてケアなどしたくないかもしれませんが、その後の生活の支障を考えるなら、できることから試してみて下さい。