ぽっこりお腹解消には腹筋前ケアを

薄着の夏は、体形が特に気になる季節。

中年太りの、これまでにないお腹周りの脂肪のつき方には、驚かされるばかりですが、そんな時試みようとするのが腹筋運動です。

しかし、やみくもに腹筋運動の動きをしても、全く腹筋は筋肉痛にならず、お腹もへこまずで、結局挫折してしまうという経験をしている人も多いはず。

腹筋がないからしかたないと、ますます諦め境地の人も多いと思いますが、実は腹筋運動できる体ではないのが原因かもしれません。

体は左右前後の絶妙なバランスで成り立っており、背中とお腹の筋肉のバランスも例に漏れず、特に腰の筋肉が緊張状態だと、お腹の筋肉は弛緩し、思うように力を入れることができません。

腰痛の原因は腹筋力の低下ともいわれますが、だからといって血流が悪くコリ固まった腰の状態で、腹筋運動の動きをしても、お腹に力が入らないので、筋肉痛にもならず腹筋もつかずという悪循環。

腹筋運動をした後、なぜか首や肩が痛いという経験がある人は、ズバリ肩首の筋力でおこなっている可能性があります。
もし、そうなら腹筋なんてつくはずがありませんね。

腹筋運動も大切ですが、腹筋は体を支えるための筋肉でもあるので、腹筋を意識した正しい姿勢を心掛けるだけでも、日々腹筋を鍛えることは可能です。

ただ、姿勢維持も腹筋運動も、バランスの悪い体では、お腹に力が入っているのかも、感じることができません。
筋肉を鍛えるのには、鍛えたい筋肉を意識しておこなうことが大切で、ただ見た目や動きだけをおこなっただけは、思うように筋肉をつけるのは難しいもの。

効率よく腹筋運動をするなら、まずは腰の筋肉をほぐして、体のバランスを整えてからおこなうのがおすすめです。