温めると生理痛が和らぐワケ

生理による毎月大量出血を考えると、女性は男性よりも血液に支配される人生ともいえます。

ゆえに「冷え」は昔から女性の大敵とされ、血液循環が毎月の不調に直結しています。

子宮筋腫は骨盤がゆがむことで「冷えた子宮を温めるために血液が集まる」または「子宮周辺のバランスが崩れるため、本来の位置を維持するためにおもりのように発生する」というふうにも捉えられますが、生きるために体がおこなっている必要な作用だと考えると、必ずしも病気も悪者とはいいきれませんね。

骨盤がゆがんで冷えると、経血の排泄不良で生理痛がひどくなりがちですが、子宮内膜が剥がれ落ちるのに欠かせない酵素の働きも低下させることになります。
生理中に冷たいものを飲むと、生理痛が悪化するように感じるほどに敏感な人もいますが、一概に気のせいともいえません。

しっかり酵素が働いてスムーズに内膜が剥がれ落ちることができれば、内膜の傷を最小限に抑えることができます。
中には生理中より生理後に調子がすぐれない人もいますが、この酵素の働き不足による回復の負担が関係しているのかもしれません。
傷の修復にも新鮮な血液の力が不可欠なので、生理後もやはりお腹周りを冷やすのは避けたいですね。

子宮を温めることは、感染防止の子宮頚管内の乳酸菌の働きや、排泄だけでなく免疫にも関与する腸内細菌の働きも高めることにつながるので、いいことづくし。

生理は月に一度だけですが、骨盤がゆがみによる生理痛は、婦人科系だけでなく、便秘などの消化器系、頻尿などの泌尿器系、そして下半身のむくみなど、いろんな症状とつながっているので、日頃から骨盤周りを温める温活を心掛けたいですね。