噛む力

最大で自分の体重ほどもあるといわれる噛む力。
食事の際は1/4~1/2程度で咀嚼しているといいますが、食事以外でも意外に奥歯を噛みしめている人は多く、就寝時の場合には歯ぎしりとしてあらわれます。

噛みしめる大きな原因は何といってもストレス。
怒られたり嫌なことがあったり、または怒ったり嫌がらせしたり、集中して作業している時など、無意識のうちに人は噛みしめ力んでいます。

噛みしめると全身に力が入ります。
日中も常に噛みしめている人は、一日中「火事場の馬鹿力」を使っているようなもの。
思い悩んでいるだけで疲れてしまうのも、無意識の噛みしめが関与しているといっても過言ではありません。
噛みしめることが、首のコリや頭痛をはじめ、全身の症状へと広がっていくこともあります。

夜の歯ぎしりは、最大値に近い力で噛みしめているといわれ、歯にひびが入ったり割れたり、顎関節症も伴う場合もありますが、いずれにせよ大きな原因は日中のストレスです。

ストレスを軽減することが何よりの改善策ですが、ストレスの根源が職場や家庭の場合は、なかなか難しいもの。

まずは自分が噛みしめていることに気付き、少しでも噛みしめている時間を短くすることが大切。
感情的になったりとストレスを受けなくすることは難しいので、「噛みしめに気付いたら力を抜く」を繰り返したり、お風呂に浸かったりと、肉体面からリラックスケアをすることでも、だいぶ症状は緩和されていきます。

特別なことがなくても、噛みしめることがクセのようになっている場合もあるので、力んでるなと思った時は、ちょっと肩の力を抜いてリラックスするように心掛けたいですね。