三日坊主

「三日坊主」というと悪い印象の方が強いですが、講演後のアンケートでも一番印象的なお話に挙げられることが多いのが「てあてやさん的三日坊主」です。

よい習慣の三日坊主は困りますが、悪い習慣は三日坊主しましょうという体づくりの提案です。

通常の三日坊主は、三日目以降は長続きしない意で用いられることが多いですが、てあてやさん的三日坊主は、三日目だけ怠けましょうというもの。

といっても悪い習慣の三日坊主なので、実際は怠けるというより、三日目だけ律するといった方がしっくりくるかもしれません。

例えば、間食、晩酌、夜更かしなど、人それぞれ変えたい悪い習慣を三日目だけやめたら、また四、五日はしてもよいですよ、でも六日目はまたやめましょうってな具合です。

体は一日、二日不摂生したからといって、すぐに不調になるほど弱くはできていません。
二日は耐えられても、三日続くと元に戻るのに時間がかかるため、不調を感じやすくなってしまうのです。

「お酒をやめなくていいんだ」「おやつをやめなくていいんだ」と軽い気持ちで始められるのですが、意外に量が減ったり、習慣自体がやめられたりと変化していく場合が多いです。

もちろんよい習慣の三日坊主もOK。
運動を三日目だけ怠けても四日目はする。
または、二日怠けてしまったら三日目はするというふうに、とにかく悪いことは三日続けないというのがポイントです。

面倒でも三日目だけお風呂に浸かる、夜のおやつを三日目だけは昼だけにするなど、体の負担を軽減する三日坊主できそうな習慣は、日常の中にあふれています。

体を変えるのに特別なことは必要ありません。

明日から断食する、明日から運動する、3ヶ月で○キロ痩せるなんて目標を立てて無理に体に負担をかけるのはやめましょう。
リバウンドまっしぐらの健康法は、年齢と共に応えてきますし、何より体が可哀想です。

今日おやつを我慢したら、明日明後日はまた食べられます。
明日からではなく、今日からできることはじめてみませんか。