不調になりそうな時、不調になってしまった時…同じてあてを受けても体の状態によって作用が違ってきます。
不調になるのが悪いのではなく、つらさは体が壊れてしまう前に発せられる大切なSOS。
「不調=病院」ではなく、「おうち→てあて→病院」と段階に合わせて、自分の状態にあった手立てがわかる体づくりを。
おうちケア
血液の勢いがよくバランスが整っており、ちょっと無理をしてもストレッチなど自分でケアすることで回復でき心身共に充実して過ごせる状態。
(てあて効果)
前兆に気づき必要に応じててあてを受けることができるので、常に血液力が高い状態が保たれ症状が慢性化することが少ない。一時的な軽い症状で済み、回復も早く、予防医学的にてあてを活用している理想の状態。
てあてケア
血液の勢いが落ち始め、バランスも崩れ気味。病院へ行くほどではない、または行っても異常がないけれど、全体的に優れず、整体など代替医療の手助けが必要な状態。
(てあて効果)
症状が表面化し、自力では回復できないが、てあての手助けを少し借りることで改善される状態。定期的にてあてで心身のバランスを整え、身体感覚を鍛えることで、病気前に必ず発せられる体のSOSに気付けるように。病院のお世話になるのを未然に防ぐ体づくりをします。
病院ケア
バランスが崩れ、血液の勢いが弱い状態が続き、検査の数値などにも異常があらわれるなど病気と診断され医師の手助けが必要な状態。
(てあて効果)
てあての治癒力向上と病院の対処療法をうまく併用することで効率よく回復。薬の副作用を軽減したり、術後の回復や数値の安定など。全身のバランスを整えることは症状別に通う病院のはしごも減らすことにもつながります。
不調の原因である日常を見直すということはこれまでの人生を振り返るようなもの
不調は悪い習慣を断ち切り、これからどう生きるかを考えるよい機会です
どんなにバランスを整えても不調の要因が潜む生活習慣を見直してバランスを保つ力がなければ、再発しやすいもの。体質改善も原因となっているクセを見直すことからはじまります。
体は絶妙なバランスで保たれており、何か一つのことが原因で表面化するほど弱くはできていません。小さな要因がいくつも重なり合い、原因と思い込んでいる物事は発症のきっかけの一つに過ぎません。
体づくりには特別なことは必要なく、新しいことを始めるより原因となっている生活習慣をやめる方が近道。調子が上がってくると自然と無理なく新しいことを始めたくなるものです。
突然なったかのように思える急性の症状も慢性の症状も長い月日をかけて引き起こされています。違うのは自覚があるかないか。回復には同じくらいの時間がかかるくらいの気持ちで…焦りは禁物です。
目標を持って頑張りすぎると挫折しやすいもの。無理な目標達成後は再発率も高し。日々の生活はまだまだ続くのだから、できることから習慣づけていく方が確実。
日々、再生し続ける体を変えるのに年齢は関係ない。回復の衰えを感じるほどケアは必要だけれど、若い頃には難しかった自分を客観的に分析する余裕は年を重ねた経験値があるからこそ。
体への大きな変化はそれだけ負担が大きく、再発もしやすいもの。長い人生なのだから、毎日少しずつでも好転する体を楽しみながら、数年先を見据えた体づくりを。
まずは自分のクセに気づくこと体質改善と再発防止の第一歩
考えるクセ
ストレスを蓄積させるクセ。
ココロがカラダに与える影響は思っているより大きい
悩んでいるだけでも血液力は低下します
食べるクセ
内臓を疲労させるクセ
幼い頃からのクセゆえになかなか見直しが難しいが、ダイエットもまずはここから
動かすクセ
筋肉を酷使させるクセ
特別なことをしなくても台所の立ち方、テレビの見方、おうちの中に意外に要因が潜んでいる
よい朝を迎えられていますか?何気ない日々の営みの中に前兆が…
あたり前の継続が病気予防につながります。
快食
おいしいご飯
カラダは食物でつくられる
どんなよい食事も食べ方次第
快眠
朝までぐっすり
一日の疲れを取れる優れた機能
睡眠時間同様、時間帯も重要
快便
もりもりうんち
腸機能にはストレスも深く関係
ダイエットもまずは便秘解消から
基礎体温
排卵や生理の時期も体温で細かく管理できるのは、女性だけの特権です
運動
無理せず適度にストレスなく続けられるものを
おすすめは、1日2回のラジオ体操
朝は目覚まし、夜はストレッチとして
入浴
中までポカポカ
冷えがひどすぎる場合はまずは半身浴より全身浴、じっくり足湯するのもおすすめ
夜更かし、間食、晩酌などなかなかやめられない生活習慣は3日に1回休息日を設けるように心掛けるだけでも長い目で見ると大きな効果が。目標をもって取り組むよりは習慣を変える方がより効率的。ダイエットもリバウンド率9割といわれる3年後を見据えた体づくりを